永遠の仔

児童虐待という難しいテーマをベースに子供の頃の回想シーンを巧みに差し込みながら、組み立てられた話は見事だと思います。子供に虐待をする親を許すことが出来ず、憎しみが生まれ殺人にまで発展する流れ、そして優希の弟が自分の家族は何か秘密があるのではないかと過去を探り出す流れが絡みあって、複雑なサスペンスが展開されます。一体誰が犯人なのか?そして笙一郎は自分には資格がないと言う、誰が優希の父親を殺したのか?とても見応えがあるドラマです。永遠の仔 DVD


物語は、子供の頃に親から、虐待を受け児童精神病棟で絆で結ばれた久坂優希(中谷美紀)長瀬笙一郎:モウル(渡部篤郎)有沢梁平:ジラフ(椎名桔平)の3人が大人になって再会することで、踏ん張っていた心が脆く崩れていきます。そして様々な出来事がおきて、お互いを必要とするようになります。様々な出来事は過去の真実が明かされることにもなって行くのですが、、、永遠の仔 DVD



親から虐待を受けた3人の子供、優希、梁平、生一郎。同じ児童精神病棟に入院した彼らは、互いの境遇を初めて告白し、固い絆で結ばれる。優希の父親?雄作を殺そうと決意する3人。雄作は山から転落死した。退院後、優希は看護婦、笙一郎は弁護士、梁平は刑事として自立した。その後、一度も顔を合わせていない3人だったが、17年の時を経て運命に導かれるように再会を果たす。永遠の仔 DVD