ヒカルの碁


一方、ヒカルと同年齢の少年?塔矢アキラは、名人の父?塔矢行洋から英才教育を受け周囲から一目置かれる天才少年だが、碁の道を邁進することに未だふんぎりをつけられずにいた。ある日、佐為にせがまれ碁会所に入ってきた初心者のヒカルと軽い気持ちで対局するが、圧倒的な差を見せつけられ負かされてしまう。生まれて初めて、全力で戦ったのに同い年でしかも初心者の少年に敗れるという悔しさを味わったアキラは、ヒカルの謎めいた強さに疑問を持つと共に、ヒカルに注目していくことになる。ヒカルの碁 DVD


ジャンプで連載されていた大人気囲碁マンガのアニメ版。囲碁のアニメということで囲碁がわからないから見てもつまらないだろうと思っている人は損をします。囲碁がわからなくても物語の面白さや魅力的なキャラクターなどによりノンストップで見てしまうほどの面白さです。主人公進藤ヒカルがある日じいちゃんちで古い碁盤を見つけ、囲碁を打ちたくて現世によみがえった藤原佐為と出会う。そしてライバルである塔矢と出会いヒカルはプロの世界へ入っていく。ヒカルの碁 DVD TVシリーズはヒカルが中学生の囲碁大会の団体戦に出る「囲碁部編」、ヒカルがプロを目指すためにプロ試験に挑む「院生編」、プロになってからのヒカルの葛藤を描く「プロ編」、日中韓ジュニア杯出場を決めるTVスペシャル「北斗杯への道」、アニメツアーなどのレアな映像を収めた特典ディスク付き。独一残念なのは原作の「北斗杯編」の後半がアニメ化されていないこと。それを除けばブックレット、画集、特製グッズ、豪華収納BOX、ともにヒカルの碁アニメ版をコンプリートしたすばらしいものだと思います。。ただ話数のわりには価格が高いのがマイナス。現在も再放送中なのでTVで見て面白いと感じたならおすすめの作品。



実はアキラが戦ったのはヒカルではなく佐為の方だった。2人の対局するさまを目の前で見ているだけだったヒカルは疎外感を覚え、碁を自分で打てないことを歯痒く思う。その後出会った塔矢行洋の打ち様に心惹かれたヒカルは、佐為に頼らずに1人で碁を打とうと決心する。佐為もまた、ヒカルのその姿勢に感心し、彼の成長の助力になれることを素直に喜ぶのだった。



囲碁のルールも、佐為がかつて憑いていた碁聖?本因坊秀策の強さも知らないヒカルは、「神の一手を極める」という彼の壮大な目標に付き合わされ、彼にせがまれるままに碁を打つことになる。以降、佐為はヒカル以外には姿も見えず会話もできず、物を動かすことすら出来ない存在であることを条件に話は進む。



主人公?進藤ヒカルは、ごく普通の小学校6年生。小遣いをカットされたために祖父の家を物色していた際、蔵にあった古い碁盤に血痕を見つけたヒカルは、その碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士?藤原佐為(ふじわらのさい)の霊に取り憑かれる。ヒカルの碁 DVD