花嫁

女子アナを降板させられた明子(篠原涼子)は復帰をエサに農家の嫁になる体験取材を 3ヵ月間決行するはめになった。花嫁は厄年ッ! DVD 偶然、元カレの一郎(矢部浩之)に再会した明子は一 郎の実家である桃農家へ「ニセ嫁」として潜入取材することを思いつくが。

最近の篠原涼子さん出演作にはハズレがないですね。これもなんとなく観てたんですが だんだん物語に引き込まれて、毎週楽しみに待つようになりました。

最初は明子と格式高い家族の安土家とのギクシャクした関係がつづくんですが、家族そ れぞれのストーリーがちゃんと用意されていて、終盤には明子は安土家になくてはなら ない存在になっていきます。安土家の母、岩下志麻さんも独特の語り口が非常に良い。 明子の気持ちの変化、一郎と母との確執、本当に後半からがぜん面白くなるんですよね。 個人的に安土家の香里(小沢真珠)の憎たらしさと最後に豹変!?する演技が大好きで した。花嫁は厄年ッ! DVD
最初は明子は一郎の母とことばでバトルをしていた明子はこの番組を終わったら、首都テレビ部長の「必ずレギュラー番組を持たせてやる」という約束で首都テレビに帰ることを考えていたが、安土家の温かい人たちと農家の花嫁修業にもなれて、次第に母幸恵を慕うようになり、一郎の自分に対する優しさに触れて、とうとう安土家の嫁になることを決める。

珍しく母親を全面に持ってきて、明子が次第にお母さんと言って慕う場面、終わりに近い場面で母が倒れ入院した時、安土家の明子、一郎、次郎、桃子をはじめ皆が病院にいき、明子が私は花嫁姿をここでお母さんに見てもらいたいといってささやかな結婚式を挙げるところは涙が流れ、最近忘れていた母親の立場と有難味を皆が考えるいい機会になったと思うほど、あたたかで純粋な素晴らしいドラマである 。花嫁は厄年ッ! DVD