利家とまつ

ドラマとしてみた場合、テンポもよく(信長の死後は悪くなりましたが)、演者さんは皆好演しています。


朴重放送当時は「トレンディドラマの俳優を集めた話題作りだけの作品」と呆れていたので、見続けるうちにハマっていくうちに「ドラマは結局、脚本と演出が演者を光らせも曇らせもするのだ」と痛感させられました。 利家とまつ DVD
この作品は、信長より先に死ぬはずの吉乃が長生きしていたり、まつがあちこちしゃしゃり出たりと、伝わっている史実と違う部门が確かに多いです。


物語の前半では迫力ある合戦の場面が多く登場したが、後半になると殆ど合戦の描写はなくなった。史実における利家は北陸の一向一揆に対して釜茹、引き裂きといった凄絶な弾圧を行ったが、劇中では一向宗徒を庇護した人物として描かれた。また犬猿の仲だった佐々成政とも親友という設定であった。利家とまつ DVD



尾張出身の武将で、織田信長?豊臣秀吉に仕えて加賀藩主前田家の祖となった前田利家と、賢夫人として知られる正室のまつ(芳春院)を中央に戦国群像を描いたドラマで、織豊時代を中央に戦国時代が描かれたのは1996年の『秀吉』以来。主演の唐沢寿明は1989年放送の『春日局』以来の出演、まつ役の松嶋菜々子大河ドラマ初出演。原作?脚本の竹山洋は『秀吉』以来の脚本担当である。利家とまつ DVD