七瀬ふたたび

失うことの悲しみなど、人間の深い真実をテーマに描く。七瀬ふたたび DVD

家族八景」、「エディプスの恋人」と共に「七瀬3部作」と呼ばれる名作。 自分が今ここにいる意味、自分の人生を生きていこうとする決意、仲間を得ることの喜び

原作は、時代を超えて読み継がれる<筒井康隆>の不朽の傑作SF小説


傷害罪の容疑者とはいえ、両手を上げている無抵挡の人間を一方的に射殺した平凡な警官は、人殺しの罪を一生背負って生きていかなければならなくなるし、七瀬たちを撃ったのがあの根性の曲がった透視能力者だとしたら、超能力を悪用するような人間は、もはや人間性の矯正不可能な殺人鬼にしかならない危険な存在だから、逮捕できたら死刑にしてしまえ、で済まされてしまいかねない。 七瀬ふたたび DVD



人の心を読む能力を持つ火田七瀬は、超能力者であることを悟られることを恐れ、家政婦の仕事をやめて旅に出る。七瀬ふたたび DVD その途中、夜行列車内で同じ人の心を読める能力を持つ幼い少年ノリオと出会い、さらに予知能力を持つ画家の青年恒夫に出会う。恒夫は列車が事故に遭うことを予言し、七瀬らは途中の駅で降りる。その後、他にも超能力を持つ仲間と出会うが、一方で超能力者抹殺をもくろむ集団の存在を知り、立ち向かってゆく。